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店舗選びについて
居抜き物件は本当にお得?
居抜き物件はオトクな気がしてしまいますが、意外な落とし穴がある事にも注意して、選択しましょう。
場所・立地について
場所・家賃・立地条件(辺りに何があるか?)は、急ぐと良い物件も見えなくなりがちです。
いくつもの不動産会社に声をかけ、最低でも4・5件の物件からじっくりと選んだ方が良い物件が見つかります。
その店の立地の弱点が初めから分かっていると、後々メニューや価格の見直しもスムーズに行うことができます。
居抜き物件について
居抜き物件とは、前にその場所で飲食店を経営しており、椅子やテーブル・厨房機器などの備品関係を、そのまま使用していいという物件です。
綺麗であればそのまま使えるのでお得かもしれませんが、あまりお勧めできません。
あくまでも私の失敗経験なのですが、飲食店でも、異業種過ぎると難しいです。
例えば、スナックをラーメン屋に改装する場合や、洋食屋さんをラーメン屋に改装する場合などです。
元々「安くあげる」ためだったのが、かえって余計なお金がかかってしまい、結果的に金額も変わらず、しまいには「パッと」しない店になってしまい、踏んだり蹴ったりでした。
もっといけないのは以外にもラーメン屋の後にラーメン屋。
すべてが整っており、条件は最高なはずですが、儲かっていれば相当な理由が無ければ譲りません。もし儲かっていて居抜きで譲っていただけたら一番いい物件だと思いますが、なかなかそういったケースは難しいでしょう。
裏技 其の三
契約時に、契約書に特別事項として、以下の文章を追加して下さい。
- 備品は貰える。(=要らない物を捨てて良い)
- 退去時は現状回復しなくても良い
この記述がないと後々大きな問題になりかねません。

